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ダサいブスが勇気を振り絞ってオシャレなショップに行ったら人生変わった話

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ブスで自分に自信がない。自分の顔を見られたくなくて常にうつむいてる。
人の目が怖くて相手の顔が見れない。
ダサいせいで可愛い洋服のショップに入る勇気がない。

服を買いに行く服がない仕方なくスーパーで安い服を買うダサいという無限ループ。

高校生までの私のことです。

高校を卒業し、社会に出ました。
専門学校に行くための学費を稼ぐためです。

初出勤の日、驚きました。
会社の更衣室に、華やかな先輩方が何人もいたからです。

私服がオシャレなのはもちろん、顔立ちもキレイ。
会話もすごく女性らしく、新しい口紅やマスカラの話で盛り上がる。
メイク直しの仕草やメイク用品同士がこすれあうカチャカチャという音でさえ華やかだった。

衝撃を受けました。
女性という生き物は、磨けばこんなに華やかになるのかと。

逆に自分を見てガッカリしました。ダサくてすっぴん。なんだか薄汚くさえ見える。
コレではダメだ。私も変わりたい。

華やかな先輩たちに少しでも近づきたい!その一心で私は立ち上がりました。




ビビってショップに入れない

当時は給料を家と貯金用の口座に入れ、残りを自分のおこづかいにしていました。
そのわずかなおこづかいを握りしめ、私は勇気を出して可愛い洋服のショップに向かうことに。

ショップに着くまでは良かったけど、ビビって中に入れず店の前を何度もウロウロ。
周りから見たら多分かなり怪しかったはず。

ウロウロしながら遠くから商品を物色し、「あの棚の、あのカットソーを買ったら店を出よう!」と心に決め、エイヤッと店に飛び込みました。

キレイなショップ店員さんに気づかれないよう、そそくさとカットソーを広げ、サイズのタグを一瞬で確認してレジへ。
逃げるように店を出ました。

私が買ったのはシンプルなカットソー。でもさすがはショップのカットソーです。
着るだけでいつもよりちょっとオシャレに、しかもスタイル良く見えたんです。
スーパーのとは大違い。

買い方はかなり変でしたが、初めてショップで買った服。
嬉しすぎて次の日にさっそく着て会社に行きました。

会社に着くと、「あれ?今日の服良いね!」「スタイル良いね」「なんか垢抜けた?」と色んな人に言われました。

今まで言われたことのない言葉の連続。
跳び上がるほど嬉しくて、その日は幸せな一日になりました。

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ファッションを猛勉強

褒められると伸びる子なので(笑)、またみんなに褒めてほしいという一心で勉強することに。

とりあえず本屋に向かい、色んな雑誌や本を読みあさりました。

どんな色の組み合わせがオシャレに見えるのか。

スタイルがよく見えるシルエットはどんな形か。

全体のバランスは?

コーディネートはどうするべき?

今までしてこなかった、むしろ避けていた知識を浴びるように学びました。

勉強して新しい服を着て会社に行くと、周りから褒められるようになりました。

でも、いくらオシャレでもいつも同じ服ばかりだとさすがに何回も褒めてはもらえません。

いろんな格好をしたい。毎日オシャレにしたい。
でも金額は限られている…!

無い知恵を絞り、この問題を解決するための2つの方法にたどり着きました。

1つ目は安いのにオシャレな服を買うこと。
2つ目はコーデをたくさん考え、使いまわせる服を厳選して買うこと。

こうすれば毎日違う格好が楽しめます。

安くてオシャレな服はどこで買えるのか。
毎日違うコーデをするにはどんなアイテムを揃えるべきか。
少ないアイテムでいかにコーデを多く作れるか。

常に頭を使い、厳選して服を買い、毎日違う格好ができるよう努力しました。

結果、私は「オシャレな後輩」として憧れの先輩方から一目置かれるようになりました。

先輩方に「可愛い」「オシャレ」と言われ、仕事終わりにメイクやヘアアレンジをしてもらったことも。
妹分としてすごくかわいがってもらいました。

ずっとこのまま、ここで働くのも良いかも。

そう思いかけていましたが、オシャレに目覚めたのと同時にアパレル業界で働きたいという思いも強くなっていました。

ずいぶん悩みましたが、私はアパレル業界に進むことを決意し、4年お世話になった会社を後にしました。

次回に続く

次の話はこちら

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前回記事

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