それは去年のこと。
友人との新年会を控えた母が悩んでました。
悩んでいる理由は当日着ていく服のこと。
毎年新年会をしているメンバーなので、去年と同じ服では行きたくない。
かしこまったお店に行くわけでもないので、きちんとした服だとちょっと浮いてしまう。
でも普段着で行くのはちょっと…
そう考えていたようです。
悩んだ末、私に
「服を選んでくれへんかな？」と相談してきました。
もともとショップ店員をしていたこともあり、
服を選んであげることがすごく好きな私です。
二つ返事でOKしました。
服を一緒に買いに行く
向かった先は某プチプラ量販店。
母はすぐに自分好みの服を見つけ、試着室に入りました。
母が試着してる間、私も店の中をウロウロ。
すると、母に似合いそうな服を発見！
Vネックのニットに
シャツの襟がついたシンプルなトップス。
母に絶対似合うと確信しました。
早速試着室に行くと、母は自分の選んだ服を着て
「あんまり似合わんわ･･･」としょんぼりしていました。
「自分が好きな服って似合わへんねんなぁ･･･」
ため息をつく母。
そんな母に、コレ着てみて！と
先ほどのトップスを渡しました。
母はそのトップスを見て
「私こういうの似合わへんと思うんやけど･･･」
と言いました。
以前、母の友達(華奢な女性)が同じような服を着ているのを見て
「こういう服は華奢な人に似合う服だ」
という刷り込みがあったようです。
自分はその友人よりも太っているから似合わないと思った様子。
でも私は母に絶対似合うと確信していたので、
「試着だけでいいから！」と半ば強引にその服を渡しました。
私の押しに負けて母は試着室へ。
数分後、試着室のドアを開けた母。
｢すごい！似合ってる！
私こういうの似合わへんと思ってたのに！｣
そう言って驚いた顔をしていました。
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体型に似合う服
母は上半身にボリュームがある体型。
なのでぽっちゃりして見えてしまうことを
気にしています。
こういう体型の人には
Vネックやシャツといった服がすごく似合うんですよ。
母はこういう服を着たことがなかったうえに
華奢な友人が着ているのを見ていたので、
その服が自分に似合うと気づいていなかったのです。
試着室の鏡を見て驚きと嬉しさを隠しきれない母。
｢なんでこれが似合うって分かったん？すごい！｣
そう言って大喜びしてくれました。
自分に似合う服が見つかったので
母は他の服を見ることもなくレジに直行しました。
「私、こういうの似合うって知らんかったわ！
しかも安くで買えた！ありがとう！」
大喜びする母を見て私もすごく嬉しかったです。
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きれいめカジュアルスタイルで新年会
新年会当日、
先程のトップスにデニムとブーツを合わせて出かけた母。
カジュアルすぎず、
でもきれいめすぎてかしこまった格好でもない、
いわゆるきれいめカジュアルの服装。
このコーディネートは
友人にもすごく好評だったそうです。
私もそれを聞いて本当によかったと思いました。
ちなみに今年の新年会の服装も私が選びました。
それを着ていくと友人たちから
｢そういえば痩せた？｣と聞かれたそうです。
嬉しそうに話してくれました。
人をオシャレにするって本当に楽しい。
そう思った出来事でした。
