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お掃除ロボが我が家にやってきた ~ロボと私と、時々、主人~




お掃除ロボをねだる

先日、誕生日を迎えるに当たり、主人におねだりして「お掃除ロボ」なるものを買ってもらった。

我が家に来たお掃除ロボ、その名はDEEBOT(ディーボット)。

某有名な10万ぐらいするお掃除ロボはさすがに頼みづらかったので、1万円ちょいのお掃除ロボを検索。

ディーボットに決めた理由は、ディーボットが他のものよりも「四角い」形で、しかも薄型だったからだ。

お掃除ロボは丸いタイプが多いが、丸だと部屋の角を掃除するのが苦手らしい。

確かに丸だと届きにくそうだ、と思った。
四角い上に薄型なら、いろんな隙間に入って掃除してくれるに違いない。

それなら三角形のルーロのほうがもっと届くと言われそうだが、ルーロは高いためちょっと手が届かない。
本命はもちろんルーロだった

そんな理由で、ディーボットは我が家にやってきたのだった。

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なかなか受け取れず

ディーボットはアマゾンで注文してもらうことにした。なぜならアマゾンが一番安かったから。

その日の夜(土曜日)に注文してもらうことにした。届くのは1週間後の日曜との記載。

たまたま次の月曜日から金曜日まで二人とも家を明けることになっていたので、ちょうどいいと思って注文確定ボタンを押してもらった。

すると・・・

さすがはアマゾンさん。仕事が早い。

3日後の火曜日には不在票が入っていた。

しかしそれを知らず、再配達日時を指定しなかったため、また次の日の朝に再配達させてしまうことに・・・

ヤマトさんごめんなさい。

不在票の存在に気づいた理由は、主人がクロネコメンバーズだったからだ。

クロネコメンバーズだと、不在票の通知がメールで連絡される。
そこでやっと気づいたのだった。

あわててヤマト運輸に連絡し、土曜日に配送してもらうことになった。

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ようこそディーボット

土曜日のお昼に玄関のチャイムが鳴った。

玄関に走ると、思っていたより大きい箱を持ったヤマトさんが立っていた。

こんなデカイ箱を何回も持ってこさせてごめん、と思いながら箱を受け取った。

ワクワクしながら箱を開けると、ディーボットが入っていた。

ディーボット↓

「か、可愛い・・・!」

ディーボットは予想以上に可愛かった。

お掃除ロボなので、べつに見た目の可愛さなんて求めてなかった。
それだけに可愛いのは嬉しい誤算だった。

角の丸い柔らかな印象の四角いボディ、そこから少しのぞくブラシの毛が奥ゆかしささえ感じられる。

そしてなによりフタの役割を果たすパーツは青みを帯びたキレイな赤色、全体にかかる格子状の筋と、さりげないきらめきが高級なキルティングのバッグのような気品を漂わせていた。

正直、値段以上のものに見える。

では動作はどんなもんだろうと、さっそくスイッチを押してみた。

するとディーボットは、「ギュイイイイイン!」と言いながら一瞬後ろに下がり、その後元気よく前進し始めた。

・・・と思った瞬間、いきなり斜め45度を向き、突進した。

「えっ!?そっちじゃないよ!」という私の声になど全く耳を貸さず、ディーボットは机の脚にぶつかり机をガンガン押し進めた。

見た目によらず、すごい力だ。

どうやらディーボットは、障害物を完治するセンサーが真ん中の一部にしか付いていないので、机の脚のような細いものには反応できないらしい。

しかも段差を把握できていない時があり、前輪だけ乗り上げてウンウンうなって動けなくなる時もある。ちなみに段差から落ちるということは無いようだ。

とりあえず動作確認ができたので、その日は充電して次の日に掃除することにした。

お掃除ロボはステーションという名の充電器で充電する。
なのでステーションをコンセントにつなぎ、そこにディーボットをセットしようとした。

が、何を思ったのかディーボットはいきなり自動運転モードになり、
「ギュイイイイイン!」と元気よくステーションを押し進めだした。

「いやいや、そこはアンタのおウチ(?)やん!」と言いながらあわててスイッチを切り、
ステーションにセットしようとしたところ、またギュインギュイン言い出した。

このやりとりを4回繰り返した。ちなみにステーションにセットするたびにこのやりとりが未だに行われる。

次回に続く

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